「知りたい情報へアクセスする術」 2005/3/20

体力の無い私は、占うと疲れてしまうので、出来る限りお客様を選びたいし、
占う相談内容も自分の好きな相談を選びたい、そうやって自分の好きな占いだけをしていきたいと思っているのです。
昨日も、仕事中に脳梗塞の小さな発作が襲いまして手足と顎の震えが止まらなくなり体中もわなわなと中気のように震えっぱなしでした。
(こんなに体力が無いのですから残された時間も短いので、占う内容やかける時間を大切にしたいのです。)
昨日は、お客様とお話をするのに、体を壁にもたれて心臓を震える手で抑えながらやっとこ息をしながら話していたのですが、それでも延長はいくらでもやってくださいと頼まれ「延長は、体が無理ですので勘弁してください」とお願いする状態でした。
その後にいらしてくださった最後のお客様は鑑定まで5時間も待っていてくださったそうでぐったりと机の上に倒れこんだ私が、
「あぁ・・・・・こんな状態なのにいいの?」と言いながら顔を上げると
「こんなに弱々し石井先生って初めてです。て、言うかーーー、こんなに弱っている人を見たのも初めてです。でも石井先生は絶対にどんなに弱っても毒舌でズバリといってくれると思っています」などとおっしゃるのです。
心の中で、この人にとって私はかなり強い人になっているんだなって意外に思いました。

この女性は、以前の日記にも書いた事のある自動書記による占いを信じた人です。
まだ当時の片思いの相手に関して相談は続いているのですが、自動書記はもう信じていないそうです。
原宿と言う若者の町ですので、来てくださったお客様層は若い女性です。
若い子達の相談は、ほとんどが恋愛相談です。
恋愛相談は、わたしにとってもっとも苦手とするところでした。
張り紙に「恋愛相談お断り!」と書かせてくださいと、店の会長さんに頼み込んだ事もありました。
「 ボケた事言うてん!恋愛相談受けんかったら商売にならへんよ」と、
許して頂けず、苦手な恋愛相談も数をこなしていくうちに、鍛えられて
最近は結構恋愛相談も少しですが以前よりも上手になった気もします。
延長料金を支払ってまで恋愛相談をなさる方には、恋愛運なんて占なう必要無いと
申しております。
『占い師がそんな事を言っちゃダメですよ!』とお様達が諭して下さったり
しますが、「恋愛上手じゃない人が自分の恋愛の運勢を占って期待できる答えなどでるわけが無いんですよ。それよりも自覚していない自分の在り方を知り、モテルあり方を知る事が一番イイ方法だと思いますよ」と申して、常識的な話をしております。

最近は、若い子半分、ちゃんとした深刻な御相談のお客様が半分と言う割合になり、充実感を感じさせる占いをする事が増えてきて、仕事に楽しさを感じる事も以前よりも増えてきたのです。
もっと占いがいのある心弾む相談を持ってきてくれるお客様が来ないかな~~と、いうのが私の贅沢な悩みです。

昨日はこのわたしの望みが一つかないました。

少し御年配の男性がわたしのHPを見て、ご来店頂きました。
その男性は、原宿で占い師として働いてきた私にとりまして、お店に場違いな異風な雰囲気を漂わせていました。
厳しい風貌の年配の男性が通りすがりにご来店なさり、長い時間待ってくださるという事も考えられませんのでご紹介ですかと、たずねました。
すると、無表情にたんたんとこうおっしゃいました。
「自分は今まで占いなどと言うものを一切試した事もありませんし、全く信じていません。占いなんて遊びで気休めだと思っていたんです。家内が風水などにこだわって友人とそんな話をしているんですが、僕は占いなんて迷信のような物だと思ってきました。でも、あなたのHPを拝見して、他の占いとは違った感じを受けたんです。
ライブドアのHPには占い師が堀江さんについて占って書いているんですが、彼の金運など、そんな事にふれて書かれていますが、誰も今回の裁判の結果まで書いている占い師はいなかったです。でもあなたははっきりと裁判の結果まで書いていた。
自信を持っているのが分かりました。他の事件に関しても占っていて当たっていたので、易がこんな風に当たるなんて事があるのだろうかと、正直驚いたのです、それで試しに来たんです。
僕の生年月日の情報も入れないでにどこまで占えるか、易を使って出してみてください」

占いを信じない人に占いに挑戦していただけるなんて、占い師冥利に尽きる喜びで、心の中で拍手して大喜びをしていた私でした。
きっとその時の私はニコニコ顔だったと思います。
鑑定申し込み用紙には、お客様のお名前だけが記入されていました。
生年月日は空欄でした。
『お名前が無くても占なうのに差し障りはないんですよ』

お客様は鑑定が終わった後『僕の名前は出さないでください。ほかはHPに書いてもいいですよ』とこの日記にこの方のお話を書く事を快く快諾してくださいました。
でも、今回の御相談内容やその易を詳しく書かないことにします。

最近私は、易のテキストを書くに当たりいろいろと戸惑う事が多くなりました。
当たった事、こんな事が分かるなどという事をテキストに書くときに、当たった証拠も無いものを披露しても易を信じない人からは信用される保証が無い事を感じ、テキストを書く気力が湧かなくなっていたのです。
易が当たるかどうかを信じる事が出来るには、わたしが書くテキストを読むとか、このHPの易の例題を読むことでもなく、ご当人が占いに直面して試していただくしか易の力を理解していただく事はできないのです。
この年配のお客様は、易を全く御存じないそうですが、易を学びたい、取りあえずどんな事を勉強するべきなのかそれを教えてくださいとおっしゃいました。
『若くないと身につけるのは困難だと思います』と申しましたがこのお客様が易を学んで出来るようになるのか、それも占なう事になりました。
頭の良い方であり、何があってもやって見せると言うほどの恐るべき根性のある方なので、やり遂げるという答えがでました。そう答えますと黙って大きくうなづいていらっしゃいました。
さらに、あなたは本を書くんでしょう?とおっしゃるので主婦は生活全体が縛られていて自分だけに与えられた空白の時間が取れなくて書く事がなかなか出来ない事を申しました。
このお客様はプロのライターでしたので、自分だけの時間が取れないと書きづらいですよねと、とても理解を示した下さりその事もとても嬉しかったです。
プロのライターの方から、あなたならば良いものが書けますよ、と誉めていただけた事もお世辞が半分以上あるとは思うのですが、乾いた土が水を頂いたような、心に染み入るありがたさを感じました。

占いを信じない人に易を挑戦していただけたこと、そして易を習いたいとおっしゃっていただけたこと、易と言う見えない神秘の存在とのコミュニケイターとして、見えないものを見える形で出していく職人的な業を、もっと易を信じない神秘を信じない方々に
見ていただきたいと強く思う私です。

このように易を信じない人がまた、私の易にチャレンジしに来ていただけたら私もさらに不思議な神秘を確信させ、見えない神秘の力をお見せできるように、今まで公開していない技を披露していきたいと思います。
今回来てくださったのライターの方にも、他のお客様にはやっていただかない事をやっていただきました。
名前とか生年月日だけでなく、お客様の質問すらも聞かずに、お客様が何を知りたがっているのかそれも答えて行きました。
今度私のところにご来店の易を信じられないと言うお客様、御来店の時にはそうおっしゃってください。
名前も生年月日も質問も聞かずにあなたの知りたい事を答えて見せます。
本当の易とは、心の内面をエネルギー情報としてキャッチできますし、全ての情報はエネルギーとして宇宙というかこの大気中にその情報が保存されているのです、その宇宙に保存された情報にアクセスする事が出来る手段が易にはあるのだと私は確信しております。
私が書いた文章を信じるのではなく、ただ試してみていただきたい。
それが私の望みです。