ヒトラーへのイメージは、独裁者・狂人・残忍・冷酷無比 悪魔、と、私にとっては、とにかく最悪な悪い人間の代表格であった。
私が小学校の頃、「アンネの日記」を読んだ時から、ヒトラーを恐ろしい憎むべき対象としてみてきたし、彼の人格を悪以外の何物でもないと信じてきた。
この夏、比較的小さな映画館で上映された「ヒトラー最後の12日間」がなかなか高い評価を受けていた。
私の親類が映画の感想を熱っぽく語っていたが、今までのハリウッド的な映画ではなく、ドキュメンタリー風に忠実に、ナチス第3帝国の最後12日間を、ヒトラー総統の女性秘書ユンゲの目を通して、ヒトラーを描写したのが、この「ヒトラー最後の12日間」の映画だった。
この映画には、ヒトラーの一般に伝えられていない素顔も描写されたらしい。
恐ろしい独裁者でありユダヤ人虐殺の責任者で凶暴的な政策を推し進めたヒトラーといえば、狂人と言えるほどの独裁者でとんでもない人間だと言えるのが、世間の判断だろう。
しかし、ヒトラーの秘書の目を通して見たヒトラー自身は、優しく思いやりの深い人間だった。
ヒトラーは、女性や子どもたちに優しく、彼の秘書が、秘書としての採用試験でタイピングミスをした時、「もう一度やり直そうね、緊張しないで」と言ったり、ヒトラーが自殺する最後の日に、秘書にも青酸カリのカプセルを「本当は、いい物をプレゼントをしたいのに、こんなものしかあげられなくてすまないねぇ」と最後の別れの言葉にも、ヒトラーの気持ちの暖かさが溢れていたという。(ソ連軍に捕まったときに、ひどいことをされる前に青酸カリを飲んで死ねるようにするために、身近な人たちに、青酸カリを配った)
中学・高校の世界史には、ヒトラーは生きて連合軍に捕まれば、戦争犯罪人として死刑は免れない人物と書かれている。
日本では東条英機など国の戦争指導者はA級戦犯で死刑になった。
ヒトラーは公式には1945年4月30日にドイツの首都ベルリンでソ連軍に包囲され自殺を遂げたことになっている。
終戦直後の日本では、陸軍大将・東条英機が日本の降服直後に連合軍に逮捕される直前、拳銃自殺を試みたが致命傷にならず失敗し、結局絞首刑になったが、日本では、日本の戦争指導者のほとんどが逃げることが出来ず連合軍に逮捕されているのに、ドイツの戦犯の多くは逃げおおせたという記述がある。
ベルリン総統官邸にはトンネルがあるのでそこから出て行くようにと、ある高官が映画で語っていたらしいが、当時ベルリンが包囲下にありながら高官の多くが脱出に成功しているのも、当時のナチスにとって逃げ道や多くの裏があったようだ。高官達は口々にドイツが滅びる時は、自分たちもドイツと共に滅びると強調していたのだが、実際は
自分の命を守ることを優先していた高官ばかりだったらしい。
ヒトラーについての過去に放映されたテレビ番組では、ヒトラー暗殺は数度あり、暗殺計画がことごとく失敗したのはヒトラーの悪運の強さであるというまとめ方をしていた。
ヒトラーには替え玉がいたという情報もある。
ナチスという組織は徹底的な秘密主義を取っていたので、政府の高級官僚であっても、他の組織の動きはわからないし、極秘任務が多くあり、その任務についた者しか判らないことも多々あったとされている。
ヒトラーには替え玉がいてもおかしくないのだが、本当のところは周囲の者もだれも証言していない。つまり、ヒトラーがほんとに自殺をしたという証拠がないのである。
拳銃自殺したことになっているのに、彼が自殺をしているのを見た者が誰もいない。
ヒトラーは「自分が自殺した後、死体をさらしものにされたくないので、ガソリンをかけてしっかりと焼くように」と、部下に命じたと言われている。
数名の部下がヒトラーの遺言どおり彼の死体を焼却したということになっているのだが、ボイラーの中でヒトラーの死体を焼いたのではなく、窪地の中でガソリンかけて死体を焼いたというのだが、そんな焼き方では身元をまったく消す事は無理にもかかわらず、その現場を押さえたソ連軍は医学的な証明があいまいなままの状況証拠でヒトラーの自殺を認めることに決めたのです。
戦後だいぶ経過してから、ヒトラーの歯型が一致したと発表されたのだが、ナチスのカルテは処分されているので、ある医師の記憶に頼った判断だけでヒトラーだと断定したことも、信頼性はかなり弱いと言えると思う。
ヒトラーの奥さんのエバブラウンも、ヒトラーと一緒に自殺した事になっているのだが、奥さんの死体ははっきりと本人の物ではではないと証言されている。
これらの状況から、ヒトラーは本当は自殺せずに生き延びていたのではないだろうか、と
ヒトラー生存説を信じる人がいたことも事実なのです。
それで本当のところ、どうだったのか、ヒトラーの自殺の真偽を知りたいと言われ、占うことにしたのです。
「アドルフ・ヒトラーは、1945年4月30日に自殺したとされているが、この日以降のヒトラーの運勢如何に」
天文 坎為水 之卦 風地観 本卦 風火家人
主爻 兌為沢 主爻 兌沢為
人天 沢天夬
地文 沢天夬
占った結果を見て、世界中の人間が真実を知らなかったということが判りました。
ヒトラーのトリックを見抜けなかったということでしょうか。
当時、ソ連のスターリンが「ヒトラーは自殺をするような人間ではない」と言っていたところを見ると、ソ連もすでに判っていたのかもしれません。
あえて事実を報道しないほうが、戦後の(東)ドイツを統治しやすいと考えた可能性があります。
ヒトラーは、苦労しながら海外に逃げ、平穏におとなしく余生を過ごしたと易に出ています。ほとんど外に出ることもなく、家庭菜園をしたり、絵を描いたりして家にこもって生きてきたという卦です。
嬉しそうに満足そうに微笑んでいる卦が沢山出ているのを見ると、あの世にいるヒトラーが、占っている私に「やっとこ僕の真実がわかったね!」と笑いながらメッセージを送ってきたように思え、なんだか不気味に感じました。
当時、第3帝国に好意的な国では1936年からの内戦でナチスの支援を受けたスペインとか、戦前から交流のあったアルゼンチンがあり、逃亡のための協力をしてくれたのではないでしょうか。
私はヒトラーを優しいと褒める秘書がいても、やはり彼の性格は大悪人ではないかと思い、彼の人格も占って見ました。
予想と違った結果がでました。
地文 水山塞 人文 風天小蓄 天文 地火明夷 本卦 地天泰 主爻 火水未済
之卦 山沢損 主爻 地天泰
彼の性格は努力家で生真面目で穏やかで、自分の苦しみが呪縛となっていて、このようにせねばならないという思い込みが非常に強い傾向にあると出ました。
ヒトラーは、共産主義者やユダヤ人たちがドイツの足を引張ったので、第一次世界大戦でドイツが敗北し、惨めな生活をさせられているという悔しさを持ち続けた人だったようです。ダメな人種を抹殺しなければならないという信念をもったことが、彼にとっては悪ではなく正義であると信じたのです。
ヒトラーが画家を目指していた頃もあり、専門的なこだわりや、若い時の戦争体験で一時失明していたことや、政治運動に失敗し逮捕・投獄され最悪終身刑の可能性もあったことを地文、天文の卦が示しているのだと思います。
彼は素質的に犯罪者の器を備えた人間だったのではなくて、第一次大戦の戦勝国がドイツに莫大な賠償金を課し、経済を破綻させるまでに追い込んだことが、ヒトラーを政治の道に行かせ、人類を不幸に強いたのだと思いました。
余談
昨日いらっしゃったお客様は、かなりの物まね上手の人だった。
私が前回の占いで、どう答えたかを説明してくれたのだが
わたしの話し方から顔の表情までマネしながら説明してくれた。
私は自分を個性がないと思っているで、私の真似をするのは難しいと
思うのに、その人の私の真似は、かなり個性的だった。
かなり感情的な話し方や真剣なまなざで話すのが、私を私らしく
させる物まねのようで、知らない自分を見るようで、とても楽しかった。
もっと、やってほしい、と頼むと、お客様は顔を赤らめて、恥ずかしがって
やめてしまった。黙っていればずっとやってもらえたと
後悔している。