「芸術とは」」 2008/5/5

真の芸術に触れたとき、魂を揺り動かされるような感覚になる。
イタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリの歌声は、神の国で奏でられる聖なる歌声としか思えない。
彼のCDが世界中で6000万枚も売れたというので、どんな歌なのか早速買ってみた。
彼は、幼い頃から弱視だったそうだが、12歳のときにサッカーボールが目に当たって完全に失明してしまった。
視力を失うことで、さらに音に敏感になるのだろう。
彼の浪々とした声量ある歌いぶりは、まさに天を架ける虹のようにダイナミックで幻想的でまばゆい。
それでいて、力をこめて頑張る歌い方ではなく、実に気負いのないソフトな歌い方だ。
まるで祈るように静かな口元で歌っている。
つぶやくように祈るような静かな唇の動きで、なぜこれほど魂を揺さぶる神々しさが出てくるのだろう。
まさに地上をはるかに越えた宇宙の高い次元から届くような歌声なのだ。
彼の歌いぶりはまったく力みがない。
力まないからこそ、魂の深みが放出されるのだろうか。。
魂の底深くに潜む究極的な神の存在を、天のはるか上にいる天使達が、この世の我々を癒したくて歌にして届けているのかもしれない。
以前、真の芸術とは何か?と易で占った事があった。
易では、真の芸術とは、魂の真髄を表現すること、魂や気を表現した芸術こそ真の芸術と言える、と出ていたが、アンドレア・ボチェッリの歌声はまさに魂の真髄を感じる。

  
余談
本筮易協会のHPが更新されました、「名前を名乗ること」という題でお弟子さんが書いてくれました。