「運勢について」 2010/1/3

あけましておめでとうございます。
2010年、ついに新しい年がきましたね。
私にとって去年はあっという間でした。
一年がひと月だったとおもえるほど短い一年でした。
年をとればとるほど、年月が早く過ぎると言われますが、私の周りにいる若い人達まで異口同音に「一年があっという間でした。去年の新年会が一週間前のようです」と言っていました。
こんな台詞を聞いて、若くても月日は早く過ぎているのを知ったのですが、昔よりも今の時代の方が時間のスピードが速まっているように思えます。
元旦には、日の出前に起きて近所の丘の上の公園まで行き、犬と一緒に初日の出を拝みました。すでに丘の上には沢山の人たちが立ち並んで日の出を待って、昇る太陽に手を合わせる人がいました。
新しい年が幸せでありたい、おみくじを引いたり、一年の運勢を占ってもらったり、よい一年を毎年毎年期待します。
今年の運勢どうでしょう?と期待と不安で迎えますよね。
今年は厄年だから、、、
占いで悪い運勢がでたから、、、
自分は運が悪いから、、、
と言って、やる気を失ってあきらめてしまったり、がっかりして、人生に挑戦をしないで、保守的な過ごし方をしてしまう人は、多いかもしれません。
運勢というのは得体の知れないものでもあります。
運勢は、あがらえない大きな力から影響されるものであると思えることもあり、もっとハッキリした原因から生じると言えるもので、自分の性質、自分の現在の能力から派生して起こりうる未来に対する潜在能力が、運勢を生み出している場合もあると思えます。
「運勢は自分で変えるもんだ」とは世に既によく言われていることではありますが、悪い運勢がでる時、それは自分の現在のものの考え方や能力による未来を予言している部分も大きいのでしょう。
運勢と言うのは複雑なもので、カンタンなルールがあるものではないですが。大雑把な言い方ですが、家族の運勢は家の主の運勢に影響され、家族の主や社員の運勢は、会社の運勢に影響され、会社の運勢は国の運勢に影響され、国の運勢は世界の運勢に影響されやすい、といえる場合もありますよね。
そうなると日本の今年の運勢はどうなんでしょう。アメリカの国運に左右される日本は、アメリカが良くならない限り、日本が自力で景気を回復することは無理だと言うように言われます。
わたしの易の判断では、今年のアメリカの国運は去年と比べるとかなり安定の方向に向かうようです、そんなアメリカの今年の運勢を見てほっとしたのですが、今年の日本は、アメリカの景気回復に連動できるような運勢ではないのです。
今年の日本は、さらに多くの企業が倒産するし、企業の合併やリストラによって、失業者がさらに増えてしまうと、わたしの占いに出てしまいました。
社会情勢の波が厳しければ、小さな個人という存在は当然大きな波に巻き込まれてしまいます。
人生に求める生甲斐をさがして仕事に充実感を求めたいものですが、どう生きるかではなくて、ただ生きるという目的の為に必死になって仕事を探し、辛い仕事を耐えていかなくてはいけないのですから、人の存在価値とは一体なんだろうか?
なんの為に人は生きているのだろう?と、そんな事を思うようになります。
デフレでどんどんと価格破壊になって飲食店や個人商店は大変です。
老いた身体で昼はランチ、夜は居酒屋をやり、それでもお客が来なくなったので、60歳をすぎた奥さんが家の仕事が終わってからスーパーマーケットの仕事に行くとか、土日はパートをするとかで、今後どうしたらよいのかなどというご相談が最近は増えておりまして、ご相談内容を読みながら、良い運勢を出せる社会環境が整ってほしいと思うのですが、今の厳しい社会情勢の中では、私には良い運勢を導き出せる自信がもてなくてとても怖くて占えないというのが正直な気持です。
生きるということは油断のならないことばかりで、人はなぜこんな苦労をしなければならないのでしょう?

人間の本質とは一体なんだろう?と、易に問いてみました。
天文 坤為地
人文 風沢中孚
地文 雷火豊
本卦 地水師  主爻 地雷復
之卦 風水渙  主爻 風雷益
最初の卦が「雷火豊」です。
易をすこしでもご存知ならば、すぐに判りますが、易などの視点じゃなくてもこれは当たり前の事だって思う人は多いのでしょうね。
古代のギリシャ哲学者アリストテレスが、人間にとって「快楽」とは思考することだと言っていたようですから、人間の本質は思考する事にあるのですね。
これが智恵を示す易の卦である「雷火豊」で示されたことが、成る程とおもいます。
思考と言う幅も無限にありますが、たとえ苦しいことでも思うことや考えることが人間にとってエネルギーの発散になっていて、それが人間の原動力になっているものなんですね。
どう思考するか、どういうことに気付けるかで、無限に人は進歩.進化を続ける存在だ、と易は言います。人間だけではなく全ての生き物は進化の道を進んでいますから、進化することが人間の本質なんですね。
いつでも前向きに工夫する、それは戦のように厳しいものでもある場合もありますが、摩擦がなければ物が進まないのと同じように、人間の進化も摩擦が大きいほど、摩擦を乗り越えればかならず進歩の道に進んでいるのです。
摩擦にむかって打ち勝つには、智恵と前向きな柔軟性と情動が大切なようです。衝撃を乗り越えることで力は付くし進歩する、思考と進歩が人間の本質なんだと易は言います。
しかし、人は失敗しやすい存在ですから、衝撃的な摩擦に打ち勝つ勇気を奮い起こすことができず、負けてしまって悲観したりしがちです。
目の前の苦労を自分を鼓舞する原動力に変える力にすることが人間のあるべき本質なんだと、易は言います。
この地球にはあらゆる人間がいます。人間の領域を超えていると思えるような才能を持った人も沢山います。
一人でもそういう人間がいることは、人間の本質に無限な可能性があることを教えていると思います。
そしてもちろん既に優れた人間であっても、神様のような奇跡ができる人間であっても、それでもまだ無限の進化の途中にいるのですから、人間はどこまで出来る存在なのか、それを知ることは輪廻転生という長期スパンではあっても、自分の進化を楽しみながら生きていける存在であるのだろうと、易の卦を通してシミジミと思えました。
苦しい時にポジティブな意識を持つこと、心次第とはいえ、心こそが一番難しい課題です。大きな被害を出した大地震によってすぐれた地震対策の柱が生まれたように、人生に起きる沢山の摩擦から逃げ腰にならず、打ち勝つ意識を持って生きたいものです。

余談
去年の暮れにリフォームを頼みました。とっても気持の良いお仕事をしてくれるリフォーム屋さんで、他のリフォーム店が見積もりを観てこんな金額でできるんですか?って驚いてくれました。
わたしもこの金額で大丈夫なのかしらって、心配してもっと高くしても大丈夫なんじゃないですか?って言うと、そのリフォーム屋さんは、「自分にはそういう計算は出来ないですし、食べていけるのでいいのです」 とおっしゃいました。他のお客様もご紹介しましたが、誰にでも誠実で安くやってくださって、こういう方がおられることはありがたいことでした。お礼のメールを出したら、HPに出してくださったのでここにも貼りますね。同じ名前なので親戚と思われる方がおられるかもしれませんが残念ながら違うのです。
  http://www.naisou-greenart.co.jp/category/1318124.html

皆さんもどうか平和な一年になりますように

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