「女が優越感を持てるわけ」2003/10/26

女が優越感を持てるわけ

今日は一つ気張って、珍しいご商売について書きます。
それは女性下着を売る仕事です。この方は、もうこの仕事をおやめになったので書くことにしました。
このお客様は、歩いているとスカウトされるような、すっごい美人です。
さらに、この商売の下着はきれいな下着ではなくて、汚れたままの下着なのです。
携帯電話に買いの注文が入ると、待ち合わせの場所を決めて品物を持参するのですが
遠くでどんな人が売りに来ているのか眺めるだけというお客様が多く、時間と交通費が損になることが多いようです。
そこで、前もって、注文を入れたお客様がほんとに買いに来るのかどうか占いに相談にかけるのです。
占いで本当に買いにくると出たときだけ、約束の場所に出かけるように決めてから、いまのところ100%無駄な労力にならずに済んでいるので、占いに払う金額のほうが、経費と時間の節約になっているとおっしゃっていただいております。
よく売れるので在庫が不足し、汚れた下着を手に入れるにはどうしたらよいのかと相談されたのです。私の家族のでも、私の下着でも、一枚につき千円で買い取りますから協力して欲しいと言われ、一枚100円で買ってきた沢山のパンツを袋から出して、今すぐ、これとはきかえて欲しいと、積極的な交渉に入りました。
「自分で勝手にパッパッとはいて脱いでってすれば、いくらでも出来るじゃないですか?」
私は、パンツを脱いだりはいたりするしぐさを2度ほど繰り返しながら言いました。
「それでは汚れがつかないのでだめなんです。一日はいたものじゃないと売れないのです」
「私のでも大丈夫なの?・・・・・・・・・」
「もちろんですっ!だって顔はわかりませんから!誰がはいたのでもいいのです。汚れて匂いさえつけば。一枚100円のパンツでいいのです。こんなパンツが、一枚2千円で売れるのですが、一枚につき先生からは千円で仕入れますので、お願いしますっ!いつも新しい下着をつけられて、洗濯の心配も無いのですよ」
「パンツの匂いって、さらに香水をつけるの?」
「汚れたパンツがいい匂いがしたら、にせものですから当然そんなパンツは売れません。匂いは酷い方が理想です。」
「汚れ物が高額で買ってもらえるなんてすごいわね!」わたしの目がどんどんと輝いていくのを感じました。

こうやって誰がはいたのかわからないたくさんの下着を、ブルセラショップのようなお店で買い求める人が、その下着をはいたのが、おじさんとかばあさんである可能性があることを知らずに喜んでいることもわかりました。
そもそも、世の品物は騙したものが多いわけですから、パンツだって当然ということです。
やせ薬だって、効果ないですしね。

だましの多い人間界ですから、おじさんやおばあさんがはいた下着を、可愛い女の子の下着だと思って喜んでいる人が居ても、当然な世の中でしょうし、こんな騙しも、人の幸福に役立っていたのです。

女の子の居る家庭では、父親のパンツを同じ洗濯機の中に入れて洗うことすら、激しく嫌悪される位ですし、父親のパンツは洗ってあっても触りたくないと思われています。
このように男性のパンツと言うものは、一般的にも嫌われる存在なのです。

それが女の子のパンツに限っては、下着泥棒までいるし、さらに汚いほうが理想だとは、男性の気質って、寛大すぎるのか、異常なのか・・・、之だから女は、女だというだけで、年を取ってもブスでも優越感を持って生きていられるのだと、納得できました。

女性の特徴は、80過ぎても、自分の年齢や器量の問題すらも、優越感をもてる妨害にはなりません、とにかく女であれば、自信をもててしまうのです。(もちろん100%の女性が、そうだとはいえませんが、こんな女性が多いのは、「空が青い」と同じ程度の確率で存在するといえます。)
皆さんの知っている女性達を見てください、年齢・器量・知性などに制約されずに、実におおらかに、ほとんどの女性が自信を持っているでしょ?
女性の平均寿命のほうが長いのも、こんな楽天性が原因にもなっているのかもしれないですよね。

え?私の下着を売ったのか知りたいですって!?そんなこと、わかりますでしょ!
売って欲しい等といわれ、スッゴイ感激しました。この私がこの年齢でね。良い土産話ができたなって思いましたし、いい話の種もできて、こうしてHPにも書けました。

お店の占い師さん40~80歳前後の女性達に、売りたかったら一枚千円で、買ってもらえますと声をかけましたが、声をかけて誘う私の人格を疑う!と、危険人物の烙印を押されてしまいました。^^;
「あなたは、やっぱりおかしい!寝起きのままで口紅もつけずにテレビに出るところだったし、今はいているうちらのパンツまで売れなど、石井さんらしいわ」と、口角泡を飛ばしながら言う人、笑う人、遠ざかる人さまざまでした。

ここで働く皆さんは、占い師という職業柄おしゃれで年を取っても、女性らしさを維持なさっています。
時々変態のお客様が鑑定に来て、下半身を出すようなのが居るそうです。《男性客だけです。女性で下半身を出す人が居ないのも不思議ですね。同じ人間なのに、変なことをするのって、何で男性だけなんでしょうね?》

占い師さんたちは、男性の下半身を見せられると、60過ぎても「ぎょっ!」となるそうで、不気味だというのです。
仕事中であってもかまわないので、やっつけてあげるから私を呼ぶようにと言っておきました。
この私が、二度と使い物にならないようにしてあげると宣言した手前、キックボクシングを習いながら、ハサミを用意して待っていたのに、その後ぱったりと、変態さんは来なくなってしまったそうです。
この変態さんは、感がいいのかもしれない。
あるいは、やることの運勢を当たる占い師を見つけて占っているのかもしれません。

変態さんで、このHPを読んでくださっている人がいるかもしれませんので、その方のためにも申し上げたいのですが、男の人って何で自分のモノに興味とか愛着が強い人が多いのでしょうね。
男性の思考は、男性にしか通用しないのです。女に見せても、バカにされるだけで、ますますもてなくなり女性との縁は遠のくだけです。
人の嗜好のさまざま、人の質のさまざまを、占いの仕事をしていますと、ますます感じます。
でも、下着を洗わないで良いのは、人類共通の便利さでしょうね。
まともな人は、私のような考えすらしないと言われましたが、皆さんは「まとも」ですか?^^