「戦争とは」  2004/2/14

私はなんだか、どっと疲れを感じておりまして、燃える夕日の美しさを観ながら

「ああ~~、なんて人生は虚しいのだろう!」と、涙が流れます。

このHPをご覧になる皆さんは、元気な方ばかりでしょうから、私の感じる虚しさを

理解していただけないと思いますが、お客様の相談内容をきいておりましても

何でそんなに人生苦労が多いのだろうか・・・と、いたたまれない気持ちです。

私は輪廻転生といって、魂が生まれ変わる事を信じているのですが、この世を、苦労の世の中だと私の占いは示すのです。

つまり人の苦労は、この世で生きる上で自然な事だと言うのです。

家庭内暴力を息子から振るわれて、そのまま殺されようと首を絞められるまま抵抗しなかった人。子供が高校を退学しその後も家でグータラと過ごされ、あげくは親が精神病になって入院し、さらに兄弟もおかしな分裂気質だそうで家の中はてんてこ舞いで、

家族の苦労が取れない限り自分の人生なんて考える事も無理だという人。

家族から暴力を振るわれて、逃げる場所がないという人。

結婚できない事を悩み、美容整形手術を受けたが失敗して獅子舞のような顔になり自殺を考えている人。

由緒ある家柄の家に生まれたのだが、親が自分の存在を恥じて隠されて育てられた人。

こんな相談を聞いたり、世界の情勢をニュースで見ても、人間は何で苦が多いのだろうと、この世を無常に感じてしまいます。

昔から多くの人たちが魂の解脱を望んでいろんな宗教に入って修行して生きてきたのですが、魂が永遠の解脱とか悟りの開放を得られる事って、無理のようなそんな気がするのです。魂が存在する限り、悲しみも苦しみも共にあるのだと思えるのです。

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前回フセインの気持ちを占った時に、戦争について易はどうとらえているのか占ってみたくなりましたので、今回は其の事について書きます。

では、虚しさに浸らずに、空元気でも出しましょう♪

『戦争について神様のご意見をお示しください』

3.天文  火雷噬ゴウ  之卦  沢火革      本卦  沢雷随

             主爻  火沢ケイ     主爻  火山旅

2.人文  山地剥    互卦  天風妬      互卦  風山漸

             伏卦  山水蒙      伏卦  山風蠱

  

1.地文  沢山咸

まず、1の地文のところに一番最初の答えがでるのだが、この卦の『沢山咸』(たくざんかん)というのは、恋愛に出る衝動性のある卦である。

恋愛は、理性ではなくて感覚的な感情から起きる。

つまり、戦争の気持ちになるのは、恋愛と同じように感情的な衝動性で理性を外したものだと言う。

人文の『山地剥』(さんちはく)は不足な気持ちを表わす。

不満感と自己中の強さが、争いを起こす原動力となると言っている。

子供時代に仲間や兄弟に分けられるケーキの大きさが、自分の方が小さいと思うと、燃え上がる怒りと同じ気持ちも、心が削り取られるほどの不快感として、「山地剥」の卦はあらわす。

相手と自分との協調関係を作るには双方の対応のバランスが大切であるが、そういった人間関係のバランスを考える力が無いのがこの卦の意味にはある。

自分の行動の悪さが相手の怒りを引き出すのだが、自分自身が間違っているとは思えないし、自分が他者から気遣ってもらえる事は当然であり、さらに気遣ってもらえても、それを有難い事だと感じる事もできないほど、自分本位な心がこの卦の特徴である。

そのため相手に対して敏感に不満を覚える心の貧しさが戦争の種となって自我欲の醜さを出してしまうという事が、争いになるのだと言う。

自分の方が相手から不遇な対応を受けていると言う身がやせるほどの不快感と、

自我欲の強さが強烈で、自己愛の心の貧弱さが争いを起こすものであると、人文の山地剥の卦によって表現された。

本卦の『沢雷随』(たくらいずい)の意味は、位の高いものが低いものに対して喜んで従っている姿の卦であることから、正義で戦争をするのではなくて、自分にとって有利にならば戦争していく、つまり正義の戦争ではなくて損得の戦いが戦争だと言う。

人間は戦争をしたくないと口では言いながら、自分の状態が有利であるという条件の下で戦争をしたくないということでもある。

つまり、もう少し分かりやすく言うならば、分けられた自分のケーキが大きければ、利益になっている側は喧嘩をしたくないのである。

戦争と言う言葉がテロとか革命に代わることはあっても、命を奪い合う争いがこの世から消える事は無いのが、人間に備わった業のようだ。

人間の本質は、自分の欲を満たす相手を良い相手と思えるように出来ているのである。

未来には、自力で生きる事ができなくなったどこかの武装勢力が世界を巻き込んで共に滅びようと核を使う可能性が大いにあるとも出ている。

各国のバランスを維持した国際関係を作る事が、世界の平和につながる道だと思えるが

必ず不満を持つ人間はいつの時代でも、どこにでもいる。

小さな組織と言う集合の中でも、自己の言い分しか考える事の出来ない人間が沢山いる事を知ると、戦争のような争いも組織の中にいるわがままな人間の行為を拡大したようなもので、すべての人間が冷静な思考と思いやりを持てる事など無理なように、世界平和は難しい。

戦争に同意することは正義ではなくて自国の得につながるというのが易の答えだった。(占うまでも無いことでしょうが)

戦争の無い平和共存の世界を作るには、今のように国が各国独立したままの状態で国同士の協調関係を作り上げる努力をするのは弱いやり方であるとも出ている。

フランスやドイツがアメリカに対して強い意見を言えるようになったのは、

EUにしてヨーロッパの国々を統一させたためであり、この事によってヨーロッパ側がアメリカに対しても強く意見をだせるようになった。

相手が一国だった場合は、強い国からは甘く見られるが、相手が集団だとなれば軽く見過ごす事の出来ない強さがあるわけである。

それと同じで、日本や中国などが、ヨーロッパやアメリカからまだまだ軽く扱われるのは、アジアが団結していないからである。

幼稚園児の一人が、大人に向かってきても怖くないが、彼らが集団になって襲ってきたら

大人でも負けるのと同じである。

まず、アジアの国がEUのようにひとつに結びついて西欧と同列の力を持つ事がアジアと西欧の力関係のバランスを作る上でも、平和の道につなげる一歩でもあるらしい。

人が一人では生きていけないように、国も自分の国だけで生きる事はできない。

小泉さんが、自衛隊派遣をせざるを得ない気持ちになったのも、日本が一国としての弱小国としてしかアメリカから評価されていないと言う弱みからも起きている。

アジアの国をAUとしてでも良いから統一させて、組織の力をつける事が、弱小国としての弱さを脱する道であるし、ひいては国際平和への方向につながるようだ・・・・。