「運が悪いと相談に来た人を占うと、とても運の良い人だった」 2004/2/29

先週の日記に、40過ぎの独身男性が悪いといわれる方位に行った事で運が悪くなって死んでしまうと他所の占いで言われ、その相談について触れましたが、私の占いで其の相談にどう答えたのか、それが気になってたまらないので、それを書いて欲しいというメールを頂きました。

皆さんにとって、特別興味のわくような話ではないと思ったのですが、

最近は日記に書く事もネタ切れ状態になってきましたので、今回はそのときの会話を書く事にします。

私の占いに出た答えは、お客様のおっしゃる「今後さらに運が悪くて死ぬようになる」と言う未来の予言とは、全く反対で、この男性は運が良いとでたのです。

暗示にかかりやすい性質のために、占い師から最悪の運勢だと言われた事を真に受けて、どんどんと落ち込んでうつ状態になっていったのです。

さらに、このお客様は今までも運は良い方だったが、これからは仕事もさらにやりやすくなり、もっと運は良くなるというのが占いの私の答えでした。

そう申しまして、『私の占いでは、あなたは今までも悪い運勢とはいえないし、今後もまったく悪くないのですが、何をあなたは運が悪い思っているのですか?』と質問しました。

お客様は意外な表情をしながら、「引っ越した先で父親が脳梗塞になって倒れたんです」と暗い声でおっしゃるのです。

『でも、あなたは今まで苦労しているような運勢がでていないのですよ、脳梗塞なったお父様は、あなたにも迷惑をかけなかったと思いますよ』といいますと

「確かにすぐに直って職場復帰しましたし、今も元気です」というのです。

『あらっ、いやだっ! そんな程度で、運が悪かったと思っていたのですか?脳梗塞になっても直って働いているのですから、それを運が悪いとは言えないですよ。占いで運が悪いと言われた事を、あなたは真に受けてしまっただけなんですよ。世間の本当に運の悪い人が聞いたら、なんと寝ぼけた事を言う人がいるのだろうと思われますよ。それとも、まだ本当に自信を持って運が悪いと言える事がありましたか?』

「仕事が忙し過ぎで、それで神経をやられて欝になったんです。で、退職願を出したのに止めさせてくれない会社なんです」

『働きたくてもリストラになるこの時代に、退職願を出しても止めさせてくれなかったなんて、凄い運が良いといえるじゃないですか!お給料もとっても良いはずですよ。正社員で、会社も不況知らずでボーナスもしっかり出てますでしょ?』

「ハイ、そうです、休日出勤するほど忙しいので残業なども入れるとかなり貰っています。他の人は、忙しくて体を壊したので一ヶ月間休ませて欲しいと言っただけで、退職願を書いてくださいといわれたのに、僕は2度も退職希望を出したのに、辞めさせてもらえなかったんです」

『それだけ会社から求められるほど、あなたは良く働く人なんでしょうね。うつ状態といったところで入院するほどの酷さではないし、人はたまには欝になるくらいの精神性を誰もが持っているものだって私は思っているんです。あなたのうつ状態は、ほとんど誰もが感じる程度のものですよ。

私だって鬱になって気力がなくなったりする事がありますが、それを異常だとは思っていませんし、鬱で気分が重い事なんて、誰もがあるもので普通のことだと思います。

それに今後は仕事がもっとやりやすくなりますから、会社を辞めないで良かったと思える自分になりますよ』

「へーーーーえ、・・・、では、結婚できなかったのはどうしてですか?」

『あなたは、自分の性格の弱さにコンプレックスをもっていますが、其の自分の弱さを人に知られたくないために、わざと強気の態度をとって人に接してきた筈です。

女の人にとって今の時代は生活のために結婚しようと思う人は少なくなり、多くの女性は

自分にとって思い通りになってくれる優しい男性と結婚したがっているのです。

でもあなたの態度は弱みを見せたくないと言う気持ちが強いので、気負った対応を人にしてきたので、これが女性に対してきつい印象になり結婚相手の条件に合わなかったのです。

本当のあなたは気の弱い優しい人なんですから、あるがままの自分の優しさを隠さず出せば、思い通りに牛耳れる男性だと女性から思われ、お給料も高いので、女性に気に入られる条件を充分にもっていることになるのです』

お客様は「へ~~~っ!自分のままでよかったんだ~~!なめられちゃいけないと思って強い態度をとってきたのは駄目だったんだぁ。そっかあ~~~、僕は運が悪くなかったんだ・・・。」とすっかり明るい表情になり話し口調まで柔らかくなり、ゆったりと落ち着いた優しい話し方に変わって行ったのです。

気張って緊張していた方がすっかり緊張がほぐれると、顔の表情だけでなく話し方まで和らぐものなのですね。

鑑定する一時間前とすっかり違う人物のようになり、人の持つ観念と言う物の凄さを実感させられました。

帰り際には、握手を求められ、凄い握力で手を握って頭を深く下げて、お客様は喜びを全身で表現して下さいました。

めげて立ち直れないと言う気持ちで、鑑定に来てくださるお客様は男性に多く、占いで気持ちが晴れると、めげていた量と同じくらいに感激して下さるので、こちらも情を覚えてよい女性が出たら連絡する約束を致しました。

しかし、相手に恵まれない女性も男性もお互いに、なかなか理想が高くて自分の理想に合わないと納得しないし、自分以上のレベルの相手を誰もが求めているのが実情です。

つまり、自分以上のレベルの人は、その人も自分以上のレベルを求めている。

だから、なかなかカップルが成立しないのです。

妥協して恋愛するのは虚しいだろうし、ほんとに相思相愛になるカップルが少ないのが実情のように思えます。

男女二人で仲よさそうに鑑定に入ってくる人たちは、恋愛状態にありながら、占うと相手を好んでいないと出る事がしばしばあるのです。

そうでた時とか、迷いを持って付き合っていると一方に出たりすると相手のいる前で、あるがままを答える事が出来ないのが苦しいです。

「困ったな~~」と、私が言うと、女性は『本当の事を言ってください』と必死な態度になり、其の隣にいる男性は、かならず私に向かって、チック症状のように何度も目配せしてきます。

あの目配せは、『言わないでくれ』と言っているのか、私に対して愛想をしているのか

私も判断に困ります。

お知らせ

都合によりまして易日記をお休みいたします。

次の予定は桜が関東地区に咲く頃を予定したいと思います。