変質者かな?と、思えるお客様がいらっしゃった。
「何か危険な事をされるかもしれないが、その時は負けないぞ!」と、思いながら
やられたときの防衛の仕方を考えながら、お客様の話を聞いていた。
ニャニヤと、笑いっぱなしで、体を乗り出して顔を近づけてくるし、鼻を私に近づけて
匂いを犬のように嗅ぐのだ。
彼はまだ34歳なのだが、10歳は老けて見えた。
仕事運と恋愛運を占ったのだが、ロリコン好みでナンパするような性格だと出ていた。
お客様は、自分と関わる女子は、中学生か高校生かと聞き、私が易日記に出した家出少女を紹介して欲しい、住所は知らないか?どこで会えるか?とかなりしつこく聞いた。
二日づつ泊まり歩く少女が真剣に彼女を愛する人を探しているが、一度も恋愛経験のない彼ならば、そういう女性を愛せるかと質問をすると、「そんなのは一回やったらバイバイ」とニヤけた笑顔を崩さずに答えてくれた。
仕事も半年以上続かないし、高校時代から一人も友達も話し相手もいないという。
職場でも友達も出来ない、恋人も一度も出来た事がないそうだ。
25歳以上の女は年寄りすぎて嫌だが、モデル張りの美人がいい、デブやブスは気持ち悪くて嫌だと云う。
「女は自分がどんなにブスでも、自信があるし、理想も高いから、ブスと付きあうのだって難しいですよ」と、答えると、
「パンツ見せて!」とか「デッカイ、オッパイがいいんだけど、先生のでもいいから見せて」などと、にやけた顔を近づけて来る。
本音を言って説得しても理解してもらえる人だとは思えなかったが、わたしは毒舌で、無意識のうちに人に対して傷つく事を平気で言うところがあると自覚してきた為に、私自身の態度をかえりみるつもりでいたが、やはりいつもどおり、この男性に本音で向かう事にした。
「あなたは本気で、彼女や友達が欲しいと思っているんですか?
あなたは、いつも人から馬鹿にされてしまうでしょう?」
そう質問したとたんに、彼の顔が真面目になった。
彼の好みの女子高生の嫌いなタイプが、まさに彼の態度だと言う話をした。
ロリコン好みの特徴というのがある。
少女を好む人は、不思議と顔がおじさん顔になり、老けている。
そして、不思議なくらいに、ニヤニヤと気持ちの悪い意味のない笑顔を絶やさない。
ロリコン達は路上で、少女を見つめ、ニヤニヤしながら声を掛ける。
「可愛いね~~~」
「何か買ってあげるよ」
「おじさんと遊ぼう」
「パンツ見せてくれたら、おこづかいあげるよ」
ニヤニヤしている男性を、女子高生の間では、脳が異常だと云って、一番嫌っている。
変質者のタイプが、まさにこの台詞を言うタイプであり、にやけた顔を話す。
自分自身の態度は見えないので判らないものだが、こんな風に話したらあなたはどう思うかと、彼に女子高生の気持ちで椅子におとなしく座ってもらい、私がロリコンのおじさん役を演じて見せた。
「どうですか?馬鹿な奴だと思えますか?」
彼は、真面目は顔のまま黙っていた。
あなたは、女子高生から一番嫌がれる台詞と態度を出しているんですよ。
魅力のある男性は、むやみに体を近づけない、匂いも嗅がない、下品な台詞を言わない。
彼は、腕を組み、真面目な目つきというか、怒りを感じた瞳になった。
「そう!これからは、その顔つきを維持するといいですよ。笑顔が良いと思っていたんでしょうが、感じの良い笑顔の人は人に安心感を与えますが、悪い奴からは、なめられるものでもあります。意味なくニヤニヤしていると、人は舐めてくるもので、魅力は感じてもらえません」
「たしかに俺は、いつも人からなめられて来た・・・」
最近は、ロリコン向け雑誌も沢山でている。
モーニング娘とか、その妹分が最近テレビで売れ出しているのも、世情の男性の思考を
狙ったものでもある。
時代の流れの流行なのかもしれないが、どう考えても、社会が幼稚になってきている。